
ザ・クラッシュ/ロンドンは燃えている (1977)
【70年代パンクの名曲】 The Clash London's Burning (1977) 「ロンドンは「退屈」で燃えている!」と歌っている。 1977年当時のイギリスは、文化も経済も停滞・低迷した時代だったのだ。 そのうえロックまでが、難解なプログレや技巧的なハード・ロックが幅を利...
メジャーからマイナーまで、ロックが地上最強だった時代の名曲や名盤をお薦めしたりしなかったりするブログです。(2024年9月『ロックの快楽』より改題)
【70年代パンクの名曲】 The Clash London's Burning (1977) 「ロンドンは「退屈」で燃えている!」と歌っている。 1977年当時のイギリスは、文化も経済も停滞・低迷した時代だったのだ。 そのうえロックまでが、難解なプログレや技巧的なハード・ロックが幅を利...
【パブ・ロックの名曲】 Graham Parker & The Rumour Hey Lord Don't Ask Me Questions (1978) グラハム・パーカーなのか、グレアム・パーカーなのか、日本語表記がまちまちでよくわからないのだけれども、今回は国内盤CD...
【70年代ロックの名曲】 Dr Feelgood Going Back Home (1975) 1stアルバムから9か月後に発表された、2ndアルバム『不正療法(Malpractice)』収録曲。 ウィルコ・ジョンソンと、彼が師と仰ぐジョニー&ザ・パイレーツのギタリスト、ミック・...
【パブ・ロックの快楽】 Brinsley Schwarz Country Girl (1970) アメリカのバンド、エッグズ・オーヴァー・イージーに影響を受けて、ロンドンの様々なパブで演奏を始めたニック・ロウ率いるブリンズリー・シュウォーツが1970年12月にリリースした、ジャケがかわいい...
【70年代ロックの名曲】 The Police Roxanne (1978) ポリスの2ndシングルとして発表された曲で、全英12位、全米32位のブレイク作となった。 ロクサーヌという娼婦を愛した男が、「もう街に立たなくていい、体を売りに行かなくていい」と諭す歌だ。 水商売や風...
【70年代ロックの名曲】 Bob Dylan Forever Young (1974) ディランの14枚目のアルバム『プラネット・ウェイヴズ』収録曲。 この曲は、ディランが息子のジェイコブに向けて書いた曲なのだそうだ。 この歌詞をアーサー・ビナードという人が日本語に訳し、『はじ...
【70年代ロックの名曲】 Bachman Turner Overdrive You Ain't Seen Nothing Yet (1973) 「アメリカン・ウーマン」のヒットで知られるカナダのバンド、ゲス・フーを脱退したギタリスト、ランディ・バックマンが中心になって結成したバンドが、この...
【60年代ロックの名曲】 The Byrds I'll Feel a Whole Lot Better ザ・バーズの1stアルバム『ミスター・タンブリン・マン』収録の、初期バーズのオリジナル曲のほとんどを書いた、ジーン・クラークの作だ。 スピード感があり、軽快なギター・リフを中心とし...
【60年代ロックの名曲】 Bob Dylan The Times They Are A-Changin’ (1964) 1964年2月にリリースされたボブ・ディランの3rdアルバム『時代は変わる』のタイトル曲だ。初期の弾き語り時代のディランの曲では「風に吹かれて」と並んで有名な曲である。 国中のお...
ザ・ローリング・ストーンズ 【100グレイテスト・ソングス】#64 The Rolling Stones – Before They Make Me Run 1977年、カナダでのショーのために恋人のアニタとトロントのホテルに宿泊していたキースは、警察のガサ入れに遭う。 すぐにヘロインが見つかった...
ザ・ローリング・ストーンズ 【100グレイテスト・ソングス】#63 The Rolling Stones – Winter 有名曲ではないけれど、「ストーンズが真面目に書いた名バラード」を10曲選んだら、確実に入ってきそうな曲だ。 木枯らしが吹き、粉雪が舞う荒野を、両腕で身体を抱えて震えながら、...
ザ・ローリング・ストーンズ 【100グレイテスト・ソングス】#62 The Rolling Stones – Dance Little Sister 『イッツ・オンリー・ロックンロール』収録曲。 キースのギターはまるで岩でも削る機械のように、重くて固いゴツゴツしたリフで突進するロックンロールだ。...
ザ・ローリング・ストーンズ 【100グレイテスト・ソングス】#61 The Rolling Stones – All Down The Line 猥雑で荒っぽくて不完全だけど、エネルギッシュでリアルでイノセントな、ストーンズの魅力全開の1972年の名盤『メイン・ストリートのならず者』の収録曲。 ...
ザ・ローリング・ストーンズ 【100グレイテスト・ソングス】#60 The Rolling Stones – Moonlight Mile 71年の名盤『スティッキー・フィンガーズ』のラスト・ナンバー。 ヨーロッパツアー中、列車の中で、疲れて月を見ていたミックが、早く家に帰りたいなと思いながら書...
ザ・ローリング・ストーンズ 【100グレイテスト・ソングス】#59 The Rolling Stones – 2000 Light Years from Home ロックが急激な進化・深化を遂げ、バケモノみたいなものに変身をしようとしていた1967年、一瞬なにをしていいかわからなくなったんだろうな...
ザ・ローリング・ストーンズ 【100グレイテスト・ソングス】#58 The Rolling Stones – Let It Bleed 69年の名盤『レット・イット・ブリード』のタイトル曲。 タイトルが、ビートルズの『レット・イット・ビー』のパロディのように思われがちだが(実際、わたしも昔はそう...
1950年代後半のアメリカで、エルヴィス・プレスリーやチャック・ベリー、バディ・ホリーらを中心にして巻き起こったロックンロールの嵐のようなムーヴメントは、海を渡ってイギリスの若者たちを熱狂させた。 ロックンロールやR&B、ブルースなどアメリカの音楽に憧れ、自らもバンドを組んで演奏を始めたイ...
ザ・ローリング・ストーンズ 【100グレイテスト・ソングス】#57 The Rolling Stones – Fool To Cry 夜中じゅう仕事をして帰ってきて、幼い娘を膝の上に抱いて泣く男。 その娘が「どうして泣くの? 私にはわかんない。泣くなんてバカよ」と言う。 その男は街に女を作っていて...
ザ・ローリング・ストーンズ 【100グレイテスト・ソングス】#56 The Rolling Stones – Sister Morphine 71年の名盤『スティッキー・フィンガーズ』収録の、ストーンズきっての不気味な曲。 事故に遭って死にかけている男が病院のベッドで「シスター・モーフィン...
【ザ・ローリング・ストーンズ 100グレイテスト・ソングス】#55 The Rolling Stones – Doo Doo Doo Doo Doo (Heartbreaker) 『山羊の頭のスープ』からシングル・カットされて、全米15位のヒット。 イントロのリフからいきなりシビれ、続くキースの...
【ザ・ローリング・ストーンズ 100グレイテスト・ソングス】#54 The Rolling Stones – Fingerprint File 1974年のアルバム『イッツ・オンリー・ロックンロール』のラストを飾るナンバー。 スライ&ザ・ファミリー・ストーンを加虐嗜好の鬱病サウンドにした...
【ザ・ローリング・ストーンズ 100グレイテスト・ソングス】#53 The Rolling Stones – Loving Cup 1972年の名盤『メインストリートのならず者』収録曲。 もう何十年も聴いていると、ストーンズ・ナンバーも飽きてきたり、好みが変わって来たりで、自分的順位が入れ替わっ...
【ザ・ローリング・ストーンズ 100グレイテスト・ソングス】#52 The Rolling Stones – Beast of Burden 1978年のアルバム『女たち(Some Girls)』からの2ndシングルで、全米8位のヒットとなった。 「ビースト・オブ・バーデン」とは、農作業や荷...
ザ・ローリング・ストーンズ 【100グレイテスト・ソングス】#51 The Rolling Stones –Love Is Strong 1994年発表のアルバム『ヴードゥー・ラウンジ』のオープニングを飾る曲。シングルカットされて全英14位、全米91位。 ヌラヌラ黒光りするようなごっついグルー...
ザ・ローリング・ストーンズ 【100グレイテスト・ソングス】#50 The Rolling Stones – As Tears Go By 元々は当時17歳の美貌の女子、マリアンヌ・フェイスフルのデビュー曲として、ジャガー&リチャーズが書いた曲だった。 1964年7月にマリアンヌ版が発売...
ザ・ローリング・ストーンズ 【100グレイテスト・ソングス】#49 The Rolling Stones – 19th Nervous Breakdown 「サティスファクション」「一人ぼっちの世界」で勢いに乗るストーンズがその次に発表したシングル。全米・全英ともに2位。 どこをそう思うのか自分...
ザ・ローリング・ストーンズ 【100グレイテスト・ソングス】#48 The Rolling Stones – Get Off Of My Cloud ストーンズを世界的に有名にした大ヒットシングル「サティスファクション」の次に発表されたシングルで、当時のストーンズの勢いがそのまま表れているよう...
ザ・ローリング・ストーンズ 【100グレイテスト・ソングス】#47 The Rolling Stones – Mixed Emotions 平成元年発表のアルバム『スティール・ホイールズ』からのシングル。 1986年の前作『ダーティ・ワーク』では、ミックとキースの険悪な状態がMAXに達し、それが...
ザ・ローリング・ストーンズ 【100グレイテスト・ソングス】#46 The Rolling Stones – Hot Stuff マディ・ウォーターズのブルースとチャック・ベリーのロックンロールを咀嚼して血肉とするところからスタートし、ブリティッシュ・ビート・バンドとして人気を博したローリング・...
ザ・ローリング・ストーンズ 【100グレイテスト・ソングス】#45 The Rolling Stones – Happy 1972年の名盤『メイン・ストリートのならず者』収録曲で、キース・リチャーズがリード・ヴォーカルを取った初めてのシングルとしても発売された。全米22位。 キースがパッと思いつ...