⭐️⭐️⭐️
『あの頃ペニー・レインと』(2000米)
“Almost Famous”
“Almost Famous”
監督:キャメロン・クロウ
主演:パトリック・フュジット、ケイト・ハドソン
実際に15歳でローリング・ストーン誌の記者として取材活動を行い、レッド・ツェッペリンやニール・ヤングなどにインタビューをした経験を持つ、キャメロン・クロウ監督の自伝的な内容の作品。
映画は、サザン・ロック風の人気バンドになぜか気に入られた15歳の主人公がツアーに同行し、メンバー間のいざこざやグルーピーとの色恋沙汰に巻き込まれていく物語。
正直、音楽的な部分を掘り下げた面白さや深みは皆無だし、色恋沙汰にわたしはなんの興味も惹かれないので、2時間40分はあまりに長すぎた。
ただしクライマックスの、バンドのメンバーたちが乗った飛行機が落ちかけるシーンで、全員が墓場まで持って行くはずの秘密を次々にカミングアウトするところなどは笑える。
ペニー・レインという名前のグルーピー役のケイト・ハドソンの天使のような可愛らしさは、映画を見続けられるだけの魅力を放ち、輝いている。
映画って、きれいな女優がひとり居れば見続けられるものだな(個人の感想です)。
あの頃ペニー・レインと
(Goro)