
雄叫びをあげて暴れ回る子供みたいなヒリヒリする名盤 〜ニルヴァーナ『ブリーチ』(1989)【最強ロック名盤500】#13
⭐️⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#13 Nirvana "Bleach" (1989) まあニルヴァーナの大名盤と言えばまずは2ndの『ネヴァーマインド』だろう。...
メジャーからマイナーまで、クラシック・ロックの名曲や名盤をお薦めしたりしなかったりするブログです。(2025年9月『地上最強のロック』より改題)
⭐️⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#13 Nirvana "Bleach" (1989) まあニルヴァーナの大名盤と言えばまずは2ndの『ネヴァーマインド』だろう。...
1988年、ニルヴァーナは地元の米ワシントン州シアトルのインディレーベル〈サブ・ポップ〉から、1stシングル「ラヴ・バズ」でデビュー、翌89年には1stアルバム『ブリーチ』をリリースした。 翌年にメジャーレーベルに移籍し、2ndアルバム『ネヴァーマインド』を発表する...
Nirvana Lithium (1991) 『ネヴァーマインド』からの3rdシングル。これまた大好きな曲だ。 この曲には、カッコ良さだけではない、カッコ悪さとユーモアとせつなさと心強さを感じる。 ヴァースのメロディなんて、昭和歌謡みたいだ。たとえば甲斐バンドみたいな。 ああ、きっと甲斐よしひ...
Nirvana Come As You Are (1991) ニルヴァーナの代表曲と言えば「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」にちがいないし、あの一発でロックシーンがブッ飛ばされた感が当時もたしかにあった。 でもあれは従来のパンク・ロックやハード・ロックにまだ近い曲だった。本当に彼らの新し...
Nirvana Smells Like Teen Spirit (1991) 1991年は楽しかったなあ。 ソニック・ユースが『GOO』でメジャーデビューの扉を開いてから、さらにピクシーズやダイナソーJrやマッドハニーやスマッシング・パンプキンズなどが続々と地下の世界から地上へとのたくり出てきた...
ニルヴァーナは、オリジナリティ溢れる楽曲を多く残したが、彼らがカバーした楽曲についてもその独特の選曲が注目を集めた。 特にヴァセリンズやミート・パペッツといったバンドは、一般的にはまったく無名の存在だったが、カート・コバーンが深くリスペクトしていること、そして彼のあの独特なソングライティングの...
オリジナル・アルバムはたった3枚、ライヴ盤や編集盤を入れても10枚ちょっとしかないニルヴァーナに名盤ベストテンもないようなものだが、しかしあらためてそれらを聴いてみると、そのほとんどが名盤と言っても過言ではないほどのクオリティなのだから恐れ入る。 わたしにとってニルヴァーナは、あの大ブ...
【80年代インディ・ロックの快楽】 The Vaselines Jesus Wants Me For A Sunbeam (1988) 英スコットランドの男女2人によるデュオ、ザ・ヴァセリンズは、商業的な成功を得られず、たった1枚のアルバムだけを残して解散したため、普通ならそのまま忘れ...