
パティ・スミス/フレデリック (1979)
【70年代ロックの名曲】 Patti Smith Frederick (1979) トッド・ラングレンをプロデューサーに迎えた4thアルバム『ウェイヴ(Wave)』のオープニング・トラック。 「フレデリック」とは、元MC5のギタリスト、フレッド・ソニック・スミスのことで、当時恋愛関係...
メジャーからマイナーまで、ロックが地上最強だった時代の名曲や名盤をお薦めしたりしなかったりするブログです。(2024年9月『ロックの快楽』より改題)
【70年代ロックの名曲】 Patti Smith Frederick (1979) トッド・ラングレンをプロデューサーに迎えた4thアルバム『ウェイヴ(Wave)』のオープニング・トラック。 「フレデリック」とは、元MC5のギタリスト、フレッド・ソニック・スミスのことで、当時恋愛関係...
【N.Y.パンクの名曲】 Patti Smith Group Ask the Angels (1976) 2ndアルバム『ラジオ・エチオピア(Radio Ethiopia)』のオープニング・トラック。 1st『ホーセス』のプロデューサーは元ヴェルヴェッツのジョン・ケイルだったが、この...
【70年代パンクの名曲】 Sex Pistols Bodies (1977) 一年の締め括りの大晦日に、どえらい曲の紹介で申し訳ない。 ピストルズの曲の中でも、歌詞もサウンドも最もハードなナンバーと言えるだろう。 『勝手にしやがれ』の国内盤CDのブックレットにも、この曲だけ和訳...
【70年代パンクの名曲】 Buzzcocks Orgasm Addict (1977) インディーズから「ボーダム」などを収録したEPをリリースしてから10か月後、メジャー・デビューとなった1stシングルがこの曲だ。 「Orgasm Addict」とは「オーガズム中毒」、平たく言えば...
【80年代ロックの名曲】 Johnny Thunders Sad Vacation (1984) ジョニー・サンダースの弾き語りを中心にしたソロ・アルバム『ハート・ミー』収録曲。 21歳でオーバードーズで死んだ元セックス・ピストルズのシド・ヴィシャスへの想いを歌った歌だ。アコ...
【70年代パンクの名曲】 Johnny Thunders & The Heartbreakers One Track Mind (1977) わたしがジョニー・サンダース&ザ・ハートブレイカーズの名盤『L.A.M.F.』を手に入れた時代は、輸入CDの『L.A.M.F. ...
【70年代パンクの名曲】 Generation X Kiss Me Deadly (1978) ジェネレーションXは英イングランドのバンドで、シングル「ユア・ジェネレーション」で1977年にデビューした。 パンクというほど尖ったところも壊したところもないシンプルなロックンロールである...
【70年代パンクの名曲】 Television Friction (1977) テレヴィジョンの1stアルバム『マーキー・ムーン』に収録された曲だ。 ロックの名盤は数多くあるけれども、「衝撃的な名盤」ということなら筆頭に挙げたくなる、冷たい狂気に魅了される危険なアルバムだ。なんだか、...
【70年代パンクの名曲】 The Clash London's Burning (1977) 「ロンドンは「退屈」で燃えている!」と歌っている。 1977年当時のイギリスは、文化も経済も停滞・低迷した時代だったのだ。 そのうえロックまでが、難解なプログレや技巧的なハード・ロックが幅を利...
【70年代ロックの名曲】 The Police Roxanne (1978) ポリスの2ndシングルとして発表された曲で、全英12位、全米32位のブレイク作となった。 ロクサーヌという娼婦を愛した男が、「もう街に立たなくていい、体を売りに行かなくていい」と諭す歌だ。 水商売や風...
【80年代ロックの快楽】 Killing Joke - Eighties 1979年にデビューしたイギリスのバンド、キリング・ジョークは、インダストリアル・ロックの開祖とも言われている。 インダストリアル・ロックとは、打ち込みやシンセなどを多用し、ノイジーで、恐ろし気で、金属的な響きの...
【80年代ロックの名曲】 Ramones Bonzo Goes To Bitburg (1985) この曲は1985年6月にシングルとして発表され、彼らの9枚目のアルバム『アニマル・ボーイ』に収録された。シングルチャートではイギリスで81位、アメリカでは圏外と、まあいつものように、ヒットと...
【80年代ロックの名曲】 Echo & The Bunnymen The Cutter (1983) まあ、1曲ぐらいはエコバニも取り上げておこう。 そんな言い方をすると熱狂的なファンの方は怒るかもしれないが、親しい仲だから言うのである。親しいといっても会ったことはないが、昔...
【80年代ロックの名曲】 The Jam That's Entertainment (1980) ジャムの5枚目のアルバム『サウンド・アフェクツ』の収録曲で、シングル・カットはされなかったが、ジャムの代表曲としてよく知られた曲だ。 1977年にデビューしたジャムは、同年デビューのザ・...
【70年代ロックの名曲】 The Clash Spanish Boms (1979) シングル曲でもないし、たぶんあまりクラッシュの代表曲としては選ばれないかもしれないけど、わたしはこの曲が凄く好きなので仕方がない。初めて聴いたときからずっと好きだ。 そもそもこの曲が収録された『ロン...
【カバーの快楽】 The Clash I Fought the Law (1979) カバー曲の選曲と、それをどう料理するかという手腕は、そのバンドの本質的なセンスが浮き彫りにされるものだ。 その点このクラッシュはカバー曲の選曲も絶妙であるし、そのアレンジも原曲を超えた魅力的なものに...
【70年代パンクの名曲】 Ramones I Wanna Be Sedated (1978) ラモーンズの4枚目のアルバム『ロード・トゥ・ルーイン』からシングル・カットされた曲だけれども、たぶんわれわれの世代にとっては、彼らの最初のベスト盤『ラモーンズ・マニア』の1曲目に収録された...
【70年代パンクの名曲】 The Damned New Rose (1976) ロンドン・パンクで一番最初にレコードを出したのはセックス・ピストルズではなくこのダムドで、それがこの「ニュー・ローズ」のシングルだ。1976年10月のリリースである。 いつ聴いても胸踊る曲だ。 激...
【70年代パンクの名曲】 Johnny Thunders & The Heartbreakers Chinese Rocks (1977) 元ニューヨーク・ドールズのジョニー・サンダースとジェリー・ノーラン、ハートブレイカーズに少しだけいたリチャード・ヘル、そしてラモーンズ...
【70年代パンクの名曲】 Johnny Thunders and The Heartbreakers To Much Junkie Busines (1977) じゃあアメリカで、ヘロヘロでダメダメの代表格と言ったら誰だろうな、と考えていたら、君のことを思い出したよ、ジョニー君。 驚...