パンク/ニュー・ウェイヴ一覧

ザ・キュアー/ボーイズ・ドント・クライ (1979)

【70年代ロックの名曲】 The Cure Boys Don't Cry (1979) 1979年6月発売の、ザ・キュアーのセカンド・シングルだ。キュアーの中ではわたしが最も好きな曲のひとつだ。 当時19歳だったロバート・スミスは、「ポップでキャッチーだけれども、歌詞は自己否定的で切...

ブロンディ/ドリーミン (1979)

【70年代ロックの名曲】 Blondie Dreaming (1979) 4枚目のアルバム『恋のハートビート(Eat to the Beat)』からのシングルで、全英2位、全米27位のヒットとなった。 一度聴いただけで覚えられる、全部がサビみたいな、ブロンディのヒット曲の中でも最もポ...

プリテンダーズ/ストップ・ユア・ソビン(1979)

【70年代ロックの名曲】 Pretenders Stop Your Sobbing (1979) 1979年1月にリリースされた、プリテンダーズのデビュー・シングルだ。全英34位。 原曲はキンクスの1stアルバムに収録されていた曲で、弱冠20才のレイ・デイヴィスのソングライティングの...

バズコックス/エヴァー・フォーリン・ラヴ (1978)

【70年代パンクの名曲】 Buzzcocks Ever Fallen In Love? (1978) バズコックスのフロントマン、ピート・シェリーは1976年にロンドンで、デビュー前のセックス・ピストルズのライヴを見て感銘を受け、まだパンク・ロックなど誰も知らなかった地元マンチェスターにピ...

スージー&ザ・バンシーズ/香港庭園 (1978)

【70年代ロックの名曲】 Siouxsie & The Banshees Hong Kong Garden (1978) スージー&ザ・バンシーズは、セックス・ピストルズの親衛隊(なんだ親衛隊って)だったスージー・スーが中心になって結成したバンドだ。 この曲は1978...

セックス・ピストルズ/さらばベルリンの陽 (1977)

【70年代パンクの名曲】 Sex Pistols Holidays In The Sun (1977) ああもう、いつ聴いてもテンションが上がるな、この曲は。 30年前に好きになった曲だし、わたしももうパンクがどうのとか言ってる年ではないのだろうけど、やっぱり年齢は関係ないのだ。 ...

セックス・ピストルズ/プリティ・ヴェイカント (1977)

【70年代パンクの名曲】 Sex Pistols Pretty Vacant (1977) 1977年、ロンドンではハタチそこそこのプリティでヴェイカントなクソガキたちが、ラモーンズの影響やジョニー・サンダースの悪影響を受けた過激なロックバンドで社会を揺るがした。 当時の映像などを見...

デッド・ボーイズ/ソニック・リデューサー (1977)

【70年代パンクの名曲】 Dead Boys Sonic Reducer (1977) ニューヨーク・パンクの殿堂〈CBGB〉に出演していたバンドのひとつ、デッド・ボーイズは1977年10月にアルバム『デッド・ボーイズ登場!!』でデビューした。この曲はそのオープニング・トラックで、彼らの代...

トーキング・ヘッズ/サイコ・キラー (1977)

【70年代ロックの名曲】 Talking Heads Psycho Killer (1977) 1970年代の半ば、マンハッタンにCBGBというライヴハウスがあった。 まだデビュー前のラモーンズ、テレヴィジョン、パティ・スミス、ハートブレイカーズ、ブロンディ、デッド・ボーイズ、ミスフ...

バズコックス/ボーダム (1977)

【70年代パンクの名曲】 Buzzcocks Boredom (1977) 「誰だってロックバンドが出来る」。70年代パンクは、そんなD.I.Y.精神を合言葉に、一気に拡がりを見せた。 さらには自分たちの街にセックス・ピストルズを呼んでライヴを主催し、自分でもバンドを結成し、自分たち...

U.K.パンク 1976-79【必聴25組25曲】U.K.PUNK Greatest 25 Songs

1970年代の半ば、ニューヨークを発火点とするパンク・ロックは、ラモーンズのイギリス・ツアーによってロンドンに飛び火すると、一気に燃え広がった。 アートの要素が強かったニューヨーク・パンクに対してロンドン・パンクは、職も希望もない社会の底辺のチンピラたちが喧嘩腰で社会に噛みつき、有り余るエネル...

U.S.パンク 1975-80【16組16曲】U.S. PUNK Greatest 16 Songs

60年代後半から、アメリカのロックは西海岸を中心に、ヒッピー文化の盛り上がりと共に、サイケデリック・ロックやフォーク・ロック、サザン・ロック、スワンプ・ロック、カントリー・ロック、AORなどへと発展し、巨大音楽産業として発展していった。 しかしそんな流れに逆らうかのように、ニューヨークの新...

テレヴィジョン/ヴィーナス (1977)

【70年代パンクの名曲】 Television Venus (1977) N.Y.パンクの最高傑作のひとつ『マーキー・ムーン』からもう1曲。 この曲は歌メロもいいけれども、トム・ヴァーレインのシャリ~ンという現実感のない響きのギターと、リチャード・ロイドの艶めかしい響きのギタ...

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パティ・スミス/フレデリック (1979)

【70年代ロックの名曲】 Patti Smith Frederick (1979) トッド・ラングレンをプロデューサーに迎えた4thアルバム『ウェイヴ(Wave)』のオープニング・トラック。 「フレデリック」とは、元MC5のギタリスト、フレッド・ソニック・スミスのことで、当時恋愛関係...

セックス・ピストルズ/お前は売女(1977)

【70年代パンクの名曲】 Sex Pistols Bodies (1977) 一年の締め括りの大晦日に、どえらい曲の紹介で申し訳ない。 ピストルズの曲の中でも、歌詞もサウンドも最もハードなナンバーと言えるだろう。 『勝手にしやがれ』の国内盤CDのブックレットにも、この曲だけ和訳...

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バズコックス/オーガズム・アディクト (1977)

【70年代パンクの名曲】 Buzzcocks Orgasm Addict (1977) インディーズから「ボーダム」などを収録したEPをリリースしてから10か月後、メジャー・デビューとなった1stシングルがこの曲だ。 「Orgasm Addict」とは「オーガズム中毒」、平たく言えば...

ジェネレーションX/キス・ミー・デッドリー (1978)

【70年代パンクの名曲】 Generation X Kiss Me Deadly (1978) ジェネレーションXは英イングランドのバンドで、シングル「ユア・ジェネレーション」で1977年にデビューした。 パンクというほど尖ったところも壊したところもないシンプルなロックンロールである...

テレヴィジョン/フリクション(1977)

【70年代パンクの名曲】 Television Friction (1977) テレヴィジョンの1stアルバム『マーキー・ムーン』に収録された曲だ。 ロックの名盤は数多くあるけれども、「衝撃的な名盤」ということなら筆頭に挙げたくなる、冷たい狂気に魅了される危険なアルバムだ。なんだか、...

ザ・クラッシュ/ロンドンは燃えている (1977)

【70年代パンクの名曲】 The Clash London's Burning (1977) 「ロンドンは「退屈」で燃えている!」と歌っている。 1977年当時のイギリスは、文化も経済も停滞・低迷した時代だったのだ。 そのうえロックまでが、難解なプログレや技巧的なハード・ロックが幅を利...

ザ・ポリス/ロクサーヌ(1978)

【70年代ロックの名曲】 The Police Roxanne (1978) ポリスの2ndシングルとして発表された曲で、全英12位、全米32位のブレイク作となった。 ロクサーヌという娼婦を愛した男が、「もう街に立たなくていい、体を売りに行かなくていい」と諭す歌だ。 水商売や風...

ラモーンズ/アイ・ウォナ・ビー・シディテッド (1978)

【70年代パンクの名曲】 Ramones I Wanna Be Sedated (1978) ラモーンズの4枚目のアルバム『ロード・トゥ・ルーイン』からシングル・カットされた曲だけれども、たぶんわれわれの世代にとっては、彼らの最初のベスト盤『ラモーンズ・マニア』の1曲目に収録された...

ダムド/ニュー・ローズ (1976)

【70年代パンクの名曲】 The Damned New Rose (1976) ロンドン・パンクで一番最初にレコードを出したのはセックス・ピストルズではなくこのダムドで、それがこの「ニュー・ローズ」のシングルだ。1976年10月のリリースである。 いつ聴いても胸踊る曲だ。 激...