
レディオヘッド【名曲ベストテン】RADIOHEAD Best 10 Songs
「す、す、凄げぇ…」 彼らの3rdアルバム『OKコンピューター』を聴いたときにわたしはそう呻いて悶絶した。 ロックの突然変異的な進化を目の当たりにしたような気分だった。 まるで人類がいきなりH・R・ギーガーのエイリアンみたいな姿に変貌したかようなショックを受けた。 異形で、狂...
メジャーからマイナーまで、ロックが地上最強だった時代の名曲や名盤をお薦めしたりしなかったりするブログです。(2024年9月『ロックの快楽』より改題)
「す、す、凄げぇ…」 彼らの3rdアルバム『OKコンピューター』を聴いたときにわたしはそう呻いて悶絶した。 ロックの突然変異的な進化を目の当たりにしたような気分だった。 まるで人類がいきなりH・R・ギーガーのエイリアンみたいな姿に変貌したかようなショックを受けた。 異形で、狂...
米マサチューセッツ州ボストンで、ヴォーカルのスティーヴン・タイラーとギターのジョー・ペリーを中心に結成されたエアロスミスは、1973年にデビューした。 ヤードバーズやレッド・ツェッペリンやなどのイギリスのブリティッシュ・ビート~ハード・ロックのスタイルと、アメリカのルーツ・ミュージック...
ティーンエイジ・ファンクラブ(以下TFC)は、1990年に同郷の先輩、パステルズのレーベルからインディ・デビューした、スコットランドのグラスゴー出身のバンドだ。 91年に2nd『バンドワゴネスク』でメジャー・デビューすると、当時の英米同時多発ロック革命の一躍中心に躍り出てブレイ...
ダイナソーJr.の登場は衝撃的だった。1980年代末のことである。 疾走感あふれるビートに眠たそうなヴォーカル、ポップなメロディと雷鳴のような轟音ギター、殺伐とした音響にポジティヴなアティテュードというあり得ない組み合わせが、パンク以来の刺激でド直球のロックンロールを誕生させた...
米ジョージア州で結成されたR.E.M.は、1981年にデビューした。 80年代のバンドにしては、ポスト・パンク風でもニューウェイヴ風でもなく、ノイジーなアンダーグラウンド・ロックでもない。 まるで60年代のバーズやボブ・ディランのような、アメリカン・ロックの原点に立ち還っ...
ロックがデジタル・ビートにシンセサイザー、そしてMTVによって、わたしの苦手ななんだか明るくて調子の良いやべえヤツに変質してしまった1980年代が終わる頃に、わたしはソニック・ユースと出会った。 わたしは当時、リアル・タイムの80年代ロックに興味を惹かれず、60~70年代のクラシック・...
1982年にシングル「エヴリバディ」でデビューし、遂に還暦を過ぎた現在もポップス界の女王として君臨するマドンナは、バッハやモーツァルトの時代から数えても、史上最も成功し、有名になった女性音楽家に間違いないだろう。 女性の強さと弱さ、美しさと下品さを併せ持ち、名前の通り聖母のような優しさ...
現在ブレイク中の若手漫才師ぺこぱの松陰寺太勇を見るたびにロバート・スミスを思い出してしまって、最近はキュアーを聴き返すことが増えた。 初期のダークでメランコリックな作風だけでなく、ポジティヴな楽曲や、バラエティに富んだアレンジも楽しく、聴き飽きない奥の深さにあらためて惚れ直したりしてい...
簡単な仕事も務まらず、ニューヨーク・ドールズのファンクラブの会報を作りながら引きこもりのニート生活を送っていたモリッシーと、ギタリストのジョニー・マーが出会って結成されたザ・スミスは、1983年にデビューした。 70年代のパンク・ムーヴメントが終焉した後、英国ロックシーンは先鋭的で虚無...
米オハイオ州出身のクリッシー・ハインドは、「理由はないけど、なんとなくそこに住み続けることが我慢できなくて」イギリスに渡り、音楽雑誌《NME》の記事を書いたり、マルコム・マクラレンのブティック《SEX》で働き、セックス・ピストルズのメンバーと知り合う。 そして自身もプリテンダーズを結成し、...
どんなバンドかと訊かれると簡単に説明できなくて困るのがブロンディだ。 ニューヨーク・パンクの一派と共にCBGBなど地元のクラブなどに出演していたブロンディは、1976年にデビューする。 しかし彼らの音楽性はパンクとは言い難いし、デビュー時、ヴォーカルのデボラ・ハリーはすでに31歳...
ニューヨーク出身のシンガー・ソングライター、ビリー・ジョエルは1971年にデビューした。 2ndアルバム『ピアノ・マン』が全米27位のヒットで出世作となり、5枚目のアルバム『ストレンジャー』で世界的ブレイクを果たした。 タイトル曲の「ストレンジャー」は日本でも洋楽としては異例なほ...
ジョニー・サンダースは、1973年、21歳でニューヨーク・ドールズのギタリストとしてデビューし、38歳でドラッグのオーバードーズで世を去った。 豪快かつクールな唯一無比のギターを弾き、才能あるソングライターであり、『L.A.M.F.』というロック史に残る名盤を生み、セックス・ピストルズ...
70年代前半のイギリスのグラム・ロック・ムーヴメントの立役者の1組として、T.レックスは絶大な人気を誇った。 60年代末頃から、ロックは成熟の域に達し、プログレやハード・ロックの登場で、さらに芸術性の追求や高度な演奏技術による複雑化や難解の域へと変遷していったが、新たな世代の少年少女た...
イギー・ポップ率いるザ・ストゥージズは米ミシガン州デトロイトで結成し、1969年にヴェルヴェット・アンダーグラウンドのジョン・ケイルのプロデュースでレコード・デビューした。 バンド名の「Stooges」は、「バカたち」という意味だ。 1930~40年代に人気を博したアメリカのコメ...
ABBAは1972年にレコード・デビューした、スウェーデン出身の2組の夫婦によるグループだ。 女性のアグネッタとフリーダ(アンニ=フリッド)がメイン・ヴォーカルで、男性のビョルンとベニーが曲作りを担当、4人の頭文字を取ってABBAとなった。 彼らは70年代後半のディスコ・ブームに乗っ...
米サウスカロライナ州の森の中に住む極貧家庭に生まれ、叔母が営む酒兼売春宿で育ち、15歳で盗みを働いて懲役に服していたジェームス・ブラウンは、後に相棒となるゴスペル・シンガー、ボビー・バードに音楽の才能を認められて刑務所から救い出され、バンドを組むことになる。 バンドは、ジェームス・ブラ...
米ジョージア州出身のレイ・チャールズは1949年、19歳のときにバンド《マキシム・トリオ》としてレコード・デビューして地元で人気を博し、アトランティック・レコードに移籍してソロ・デビュー後、1953年のシングル「メス・アラウンド」でブレイクする。 レイ・チャールズの音楽伝記映画『レイ/...
米ミネソタ州出身のエディ・コクランは、1955年にハンク・コクランと組んだカントリー・デュオ、コクラン・ブラザーズとしてレコード・デビューする。 2人ともコクランで、ブラザーズを名乗ってはいるけれど、血縁関係ではなく、赤の他人である。「堂本兄弟」みたいなものだ。 しかし、コクラン・ブ...
サム・クックは、わたしが十代の頃に最初に知ったソウル・シンガーだ。 そして、今でもいちばん好きなソウル・シンガーである。 その色気と気品に溢れ、同時に少年のようにピュアでもある声は、ヴォーカリストとして唯一無比であり、またソングライターとしても素晴らしい才能を兼ね備えている。 ...
米ワシントン州シアトル出身のジミ・ヘンドリックスは、1966年にアニマルズのベーシスト、チャス・チャンドラーの薦めでイギリスへと渡り、〈ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス〉を結成し、シングル「ヘイ・ジョー」でデビューする。 ロンドンのクラブなどで演奏するジミを、ビートルズやロー...
どーも。ひとつもコメントがなくても毎日ブログを更新し続ける強靭な精神の持ち主、ゴローです。 今回はロックンロールの神様、チャック・ベリーの名曲ベストテンです。 チャック・ベリーはロックンロールを発明しました。そう言っても過言ではありません。 チャック・ベリーの音楽は、そのあ...
どうも、よく考えてみると中学の頃から大して変わっていない気がする、ゴローです。 チープ・トリックは米イリノイ州出身で、1977年にデビューしました。たぶん、今の若いロックファンは知らないでしょう。今はもう全然人気がないからです。彼らのピークは70年代末から80年代までで、平成になる前に...
どうも、《ロックの快楽》の執筆者、若い頃にパンクにハマって、パンクの精神で生きていこうと決意して失敗した、ゴローです。 最初わたしはジャムをパンク・バンドと思って聴いていました。まだ「モッズ」という概念を知らなかったので。 まあパンクでもモッズでもどちらでもいいのですが、ただしジ...
どうも、『ロックの快楽』の孤独な執筆者、ゴローです。 1970年代にジャマイカというカリブ海の小さな島でそのスタイルを完成させた「レゲエ」という音楽は、当時の英国のロック・ミュージシャンたちに衝撃を与えました。 エリック・クラプトンがカバーしたボブ・マーリーの「アイ・ショット・ザ...
どうも、『ロックの快楽』の孤独な執筆者、ゴローです。 今回の【名曲ベストテン】は、世界一有名なロックバンドです。有名過ぎてなんだかちょっと緊張します。 1962年10月にシングル「ラヴ・ミー・ドゥ」でデビューした英リヴァプール出身のビートルズは、実質7年ほどの短い活動期間ながら、...