ハウリン・ウルフ/スプーンフル (1960)【’60s Rock Masterpiece】
【60年代ロックの名曲】 Howlin' Wolf Spoonful (1960) ウルフ大先生は1951年に41歳でデビューした、かなりの遅咲きである。 チェスレコードから1960年にリリースされたシングル「スプーンフル」も、50歳での録音ということになる。 すごくシンプルな曲だけど、大先生の...
メジャーからマイナーまで、ロックが地上最強だった時代の名曲や名盤をお薦めしたりしなかったりするブログです。(2024年9月『ロックの快楽』より改題)
【60年代ロックの名曲】 Howlin' Wolf Spoonful (1960) ウルフ大先生は1951年に41歳でデビューした、かなりの遅咲きである。 チェスレコードから1960年にリリースされたシングル「スプーンフル」も、50歳での録音ということになる。 すごくシンプルな曲だけど、大先生の...
⭐️⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#72 Slim Harpo "Sings Raining in My Heart" (1961) 一見、『雨の日に聴きたいラヴソング』みたい...
⭐️⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#71 Otis Spann "Otis Spann Is The Blues" (1960) 米ミシシッピ州出身で、両親共にミュージシャンだ...
【60年代ロックの名曲】 Roy Orbison "Only the Lonely" (1960) 米テキサス州出身のロイ・オービソンが1960年にリリースしたシングルで、全米2位、全英1位の大ヒットとなった。1956年にデビューした彼にとって10枚目のシングルで、初めてのヒット曲だった。 失恋...
【60年代ロックの名曲】 The Ventures Walk Don’t Run (1960) 「Ventures」なので、最近では「ヴェンチャーズ」と表記される場合もあるようだが、やはり昔から慣れ親しんだ「ベンチャーズ」じゃないとどうにも気持ちが悪いので、このブログでは「ベンチャーズ」表記で統一...
⭐️⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#70 Etta James "At Last !" (1960) 米ロサンゼルス出身のエタ・ジェイムズは、1955年に地元のモダンレコードか...
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#1 Nirvana "Nevermind" (1991) わたしが10代後半だった1980年代前...
ロックの歴史を拓いたブリティッシュ・ビート・バンドたちには、大雑把に言うと、二派に分けられると思う。 一派はザ・ビートルズを筆頭とする、50年代のバディ・ホリー&ザ・クリケッツを手本としたような、ロックンロールを基底としたポップ指向のバンド。キンクス、ホリーズ、サーチャーズ、ジェリー&...
【60年代ロックの名曲】 Simon and Garfunkel Scarborough Fair/Canticle (1966) 一聴して美しいメロディが印象に残る名曲だけど、それだけではない。 実はもう少し複雑な曲だ。 イギリスの民謡をベースにした「スカボロー・フェア」...
【60年代ロックの名曲】 Simon and Garfunkel Mrs. Robinson アコギのイントロがカッコよくて、ハーモニーがいかにもS&G的に美しくて、ポップなメロディーが親しみやすい名曲だ。 この曲も映画『卒業』のためにポール・サイモンが書いた曲で、ミセス・ロ...
【60sガールズ・ポップの名曲】 Carole King It Might as Well Rain Until September (1962) 西洋音楽史上初の女性作曲家として知られるのは、1098年にドイツで生まれ、多くの宗教曲を書き、修道院長で教会博士、詩人・言語学者でもある「中世...
【60年代ポップスの名曲】 Steve Lawrence Go Away Little Girl (1962) キング&ゴフィン作品3連発の最後はこの曲だ。 これだけタイプの違った曲をいくつも書いてことごとく大ヒットさせた作曲家キャロル・キングの才能は、天才というかもはや神童とい...
【60年代ポップスの名曲】 The Shirelles Will You still Love Me Tomorrow (1960) シュレルズはニュージャージー州出身の4人組の女声コーラスグループだ。 この曲は全米1位となり、彼女たちの代表曲となった。 書いたのは、当時18歳のキ...
【60年代ポップスの名曲】 Little Eva The Loco Motion (1962) 世界中で、そして日本でも、幅広い層に知られているこの名曲も、キャロル・キング&ジェリー・ゴフィンの作品だ。 19歳だったリトル・エヴァはキャロル・キング夫妻の家でベビーシッターとし...
【60年代ロックの名曲】 The Byrds I'll Feel a Whole Lot Better ザ・バーズの1stアルバム『ミスター・タンブリン・マン』収録の、初期バーズのオリジナル曲のほとんどを書いた、ジーン・クラークの作だ。 スピード感があり、軽快なギター・リフを中心とし...
【60年代ロックの名曲】 Bob Dylan The Times They Are A-Changin’ (1964) 1964年2月にリリースされたボブ・ディランの3rdアルバム『時代は変わる』のタイトル曲だ。初期の弾き語り時代のディランの曲では「風に吹かれて」と並んで有名な曲である。 国中のお...
1950年代後半のアメリカで、エルヴィス・プレスリーやチャック・ベリー、バディ・ホリーらを中心にして巻き起こったロックンロールの嵐のようなムーヴメントは、海を渡ってイギリスの若者たちを熱狂させた。 ロックンロールやR&B、ブルースなどアメリカの音楽に憧れ、自らもバンドを組んで演奏を始めたイ...
【60年代ロックの名曲】 Bob Dylan All Along The Watchtower (1967) 1967年12月にリリースされたボブ・ディランの8枚目のアルバム『ジョン・ウェズリー・ハーディング』に収録された曲だ。 この曲はシングルカットはされなかったが、翌年1968年9月にジミ...
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その225 Bob Dylan - Just like a woman ボブ・ディランの7枚目のアルバム『ブロンド・オン・ブロンド』に収録された名曲。 このアルバムはナッシュヴィル録音だ。 ディランの初期のアルバムを順番に聴いていくと、このアルバム...
【60年代ロックの名曲】 The Doors Break On Through (To The Other Side) (1967) ドアーズのデビュー・シングルだ。 全然ヒットしなかったようだけど、わたしはドアーズでいちばん最初に好きになった曲だった。 この曲から始まる1stアル...
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ 37 King Crimson - 21st Century Schizoid Man ジャケがあまりにインパクトが強いので、いったいどんな恐ろしい音楽なんだろう、とほとんどの人が思うに違いない。 あのジャケは、中身を聴く前に相当ハードルを上げ...
【60年代ロックの名曲】 The Doors Light My Fire (1967) このミュージックビデオを見ると、いかにジム・モリソンがその後の≪ロックスター≫のビジュアルの原型となったかがよくわかる。 キノコ頭のビートルズやストーンズあたりのビジュアルでも「不良」と呼ばれたような...
【60年代ロックの名曲】 The Byrds Mr. Tambourine Man (1965) その後のフォーク・ロック・サウンドの原型を創造した、ロック史上の最重要曲のひとつだ。 ザ・バーズのデビュー・シングルとして発売され、全米・全英ともに1位になった。 いったい誰の...