【80年代ロックの快楽】
The Sugarcubes
Birthday (1987)
The Sugarcubes
Birthday (1987)
人口32万人という極小の国、アイスランド (※アイルランドではなく) のバンド、ザ・シュガーキューブスは、1987年に衝撃的なデビューをはたした。
何が凄いって、その女性ヴォーカルの歌声である。
これがそのデビュー曲だが、かつて聴いたことのないヴォーカル・スタイルに、アイスランド以外の国でも注目を集めた。
そのシュガーキューブスのヴォーカリストはビョークといい、1992年の解散後にソロデビューし、世界的な成功を収め、リポーターやパパラッチを殴る暴行事件を3度起こし、中国公演のステージでチベット独立を叫んだツワモノである。
わたしはとあるコンピCDでこの曲を初めて聴き、そりゃもう驚いた。
まるで赤ん坊のように歌うなあ、と思った。凄い女性ヴォーカルが現れたものだと思ったものだ。
(Goro)
コメント
実はワタクシ、若いころ(1990年)に1年ほどロンドンにおりました。
当時はいわゆるアシッドハウス~マッドチェスター花盛りの時代で、ご多分に漏れずせっせとクラブ通いをしているうちに、とうとう最後は1人でも行くようになっていましたね。行けば誰か顔見知りがいるという状況。で、毎週レギュラーで行くイベントにて、いつも一緒になるメンツにビョークがいたんです。だからよく一緒に遊んでいたという、今考えるとウソのようなホントのハナシ。既にシュガーキューブスで活躍していましたが、まだそれでも所詮インディーでしたから。
電話番号くらい聞いておけばよかったなあ…と思ったのは、帰国後数年し、ソロでビッグになってからのことでした(笑)。