
【90年代ロックの快楽】
Sonic Youth
Bull In The Heather (1994)
Sonic Youth
Bull In The Heather (1994)
1994年のアルバム『エクスペリメンタル・ジェット・セット、トラッシュ・アンド・ノー・スター』からのシングル。
90年代初頭のグランジブームからイチ抜けたという感じの、本来のニューヨーク・アンダーグラウンドのテイストに戻ったような印象だった。
子供がオモチャのギターで悪戯してるみたいなギターが新鮮で、わたしはとても気に入っていた。
2人のギター小僧がふざけ合ってるみたいなユーモアを感じるけれども、でも実際にはよく推敲され、練られた美しい響きの楽曲だ。
キム・ゴードンのヴォーカルも、いつになく粘着質でいやらしい、明け方のカラオケみたいな感じが、可愛らしい。
いつもながらPVも素敵♡
Sonic Youth – Bull In The Heather
(Goro)