【60年代ブルー・アイド・ソウルの名曲】
The Righteous Brothers
You’ve Lost That Loving Feeling (1964)
The Righteous Brothers
You’ve Lost That Loving Feeling (1964)
米カリフォルニア出身のビル・メドレーとボビー・ハットフィールドによって1962年に結成、63年にデビューした、いわゆるブルー・アイド・ソウル(白人がソウルを歌うこと)の最初の代表格だ。彼らの歌うソウル・ミュージックは黒人勢からも支持された。言わば本場のお墨付きである。
この曲は彼らの7枚目のシングルとして1964年11月にリリースされ、全米1位、全英1位の大ヒットとなった。それまでヒット曲のなかった彼らにとっての、いきなりの大ブレイク作だった。
プロデューサーはあのフィル・スペクターである。いわゆる〈ウォール・オブ・サウンド〉というやつだが、この曲は中でも最高傑作のひとつに数えられるだろう。ソングライティングも素晴らしいし、ストリングスのアレンジなんかもとてもいい。
1986年のアメリカ映画『トップ・ガン』のロマンティックなシーンに効果的にこの曲が使われていて、それでわたしはこの曲を知ったのだった。
それ以来ずっと好きな曲だ。
その声から、黒人のブラザー2人組を想像して聴いていたのだけど、後に白人だと知ったときはぶったまげたのなんの。
You've Lost That Loving Feeling Righteous Brothers REMASTERED TRUE STEREO HiQ Hybrid JARichardsFilm
(Goro)