【70年代ロックの名曲】
Mott The Hoople
The Golden Age of Rock and Roll (1974)
Mott The Hoople
The Golden Age of Rock and Roll (1974)
モット・ザ・フープルの最後のアルバム『ロックンロール黄金時代』の冒頭を飾るナンバーだ。
“ロックンロール黄金時代は決して終わらない
ガキどもが笑ったり泣いたりしてるかぎりはね”
グラマラスでパワフルで猥雑で、どストレートなロケンロール・ナンバーだ。
ロック好きなのに、これを気に入らないなどと言う野暮な人とはちょっと友だちになれないかもしれない。
デヴィッド・ボウイやT.レックス、あるいはニューヨーク・ドールズなど、当時のグラムロックの系統と言えるのかもしれないけれど、わたしが真っ先に思い浮かべたのは「ロックス」あたりのプライマル・スクリームだ。
どちらも、享楽的で刹那的な、”錆びるより燃え尽きたい”派の、究極のロックンロール・バンドを体現しているようだ。
(Goro)