ヘザー・マイルズ/トゥルー・ラヴ (1998)

Highways & Honky Tonks

【カントリー・ロックの快楽】
Heather Myles
True Love (1998)

ヘザー・マイルズはカリフォルニア州出身のカントリー・シンガーで、1998年にこのシングル「トゥルー・ラヴ」でデビューした。

わたしがヘザー・マイルズの名前を知ったのは、名古屋のとある小さなライヴハウス、というよりホンキートンク・ハウスといったほうがぴったりなお店でだった。

with Bみたいな(古いな)ふたりの男子ギタリストを従えた、キレのいい女性ヴォーカルが歌っていた曲が気に入って、隣にいたこの地域のカントリー・ロック界を牛耳っているアンドー氏に、誰の曲なのかと尋ねたところ、このヘザー・マイルズの名を教わったのだった。

その時歌っていたのがこの曲だった。

わたしは道でたまたますれ違った女性がすごく良い香りがして思わずドキッとして振り返ったような、そんな気分だった。

この曲を収録したヘザー・マイルズの1stアルバム『ハイウェイ&ホンキー・トンクス』は、1曲目の「You’re gonna love me one day」から引き込まれる。

1曲目を聴いただけで「これはいいアルバムだな」とわかるアルバムがごくまれにあるものだけど、これもそんなアルバムだ。

見た目も声も姉御感がカッコいい。変にカッコつけず、凛として世界観がブレない、ホンキートンク女王のようだ。

(Goro)