Lynyrd Skynyrd
Free Bird (1973)
レーナード・スキナードのデビュー・アルバム『レーナード・スキナード』の最後に収録された、9分を超える長い曲だ。
その2年前に死去した、オールマン・ブラザーズ・バンドのギタリスト、デュアン・オールマンに捧げられている。
シングルカットもされ、全米19位まで上がるヒットとなった。
おれは鳥のように自由なんだ
だれにもおれを変えることはできない
可愛いおまえにだって無理なんだ
悪いのはおれだってわかってるけど
おれは根っからの自由な鳥で
しかも頑固だから変わりようもないのさ
(written by Allen Collins, Ronnie Van Zant)
レイドバック風のバラードで始まり、次第に盛り上がりを見せるとちょうど真ん中の4分半あたりからテンポが速まり、怒涛のトリプル・ギターソロへと突入する。
そんな構成なのでつい「天国への階段」を連想してしまう。
よーし、あっちがダブルネックなら、こっちはトリプルだ!みたいな。
70年代にブリティッシュ・ロックのひとつの到達点となったのがレッド・ツェッペリンなら、アメリカン・ロックの到達点はこのレーナード・スキナードだったのかもしれない。
それにしてもこの動画、ライヴ会場のデカさも、そして観客の盛り上がりもスゴいな。
それにサザンロックなんてオトコくさいイメージだったけど、客はセクシー女子だらけだ。
やっぱりめちゃくちゃ人気あったんだなあ。
(Goro)